職人達が、機械加工や手加工を駆使して製造しています。ベッドがお手元に届くまでの道のりを見ていきましょう。
フレームに使う国内でも希少な2Mの桐のAクラス柾目材です。
パネルソーという機械で部材を正確に切り出します。
20種類程の部材を切り出します。
フレームの部材は良面を見分け、適所に振り分けています。
スノコの部材は手作業で面取り加工を施しています。
その面の総数たるや、大変です。
組子の部材はパネルソーで切り出します。
その後、厚みの調整のため1本1本ワイドサンダーで厚みを揃えています。
厚み調整の様子です。ワイドサンダーを使用してコンマ数ミリで微調整します。
接着で重ね合わせたヘッド・フットボードは、
木工NCマシーンで、自動で規定の数値にカットされます。
フレームの組立、接着材は丁寧に塗布します。
筒状に仕上がったフレームに、下駄と言われるくさび受けを差し込みます。
手加工で下駄をフレームの四角の形状に合わせるため、この作業は職人技が光ります。
スノコはガイド板を使用して正確に製作します。
組子も同様にガイド板を使用して正確に組み立てていきます。
組み上げた組子に枠を取り付けます。
あんばいの、くさびとなるピンの製作
組子ベッド-あんばい のフレームの焼桐加工の映像です。
組子ベッド-あんばい のヘッドボードの焼桐加工の映像です。
ブラシで丁寧にススを払うと真っ黒だった桐が美しいブラウンになります。
塗装前に、傷や焼き逃しなどがないか、一面一面、念入りに目視で確認して万全の状態にします。
プレポリマー樹脂塗装を施すことで木肌を活かしながら、スス移りをほぼ止める事が出来ます。この塗装は全て手作業で行います。
24時間程乾燥をさせると塗装が定着します。
この後、二度目の点検を行い仕上げていきます。
ベッドの各パーツには製造ロットを貼り付けており、製品管理を行っています。
全てのベッドは出荷前に仮組みを行い、三度目の点検を行い梱包します。
いよいよ、 お客様の元へお届けとなります。